ヒカルホタル

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香川日帰り旅行でこんぴらさん参り「金刀比羅宮」

香川県の日帰り旅行。

うどん店巡りともうひとつの目的、一生に一度はお参りしたい「こんぴらさん」こと「金比羅宮」(ことひらぐう)を訪れました。

こんぴらさん参りはたくさんの階段を上るため体力が必要との事前知識があり、午前にうどん店2軒を訪れたあと、3軒目の前にカロリー消費を兼ねて挑戦することにしました。

しかし、想像以上に修行のような道のりでした。

金刀比羅宮について

金刀比羅宮は香川県琴平町にある琴平山(象頭山)の中腹に位置し、大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳(すとく)天皇が祀られています。

大物主神は五穀豊穣、産業・文化などの繁栄、国や人々の平安をもたらす神さまで、海の守護神としても信仰されています。

そして長い長い石段の続く参道で有名なこんぴらさん。

御本宮まで785段、さらに奥にある厳魂神社(奥社)までは583段と合計1368段の石段があります。

参道~御本宮

1段目~

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表参道の1段目からスタートです。

少し階段を上ります。

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初めの階段のあとは道の両側にお土産屋さんが並び、しばらく平らな道と数段の階段が交互に続きます。

この辺りは一般的なお参りで目にする光景です。

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100段を超えると平らな道からいよいよ階段続きとなります。

この辺りは一ノ坂と呼ばれます。

大門(365段)~

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近くの人から「着いた~」との声が聞かれましたが、ここ大門から先が神域です。

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門の手前で振り返ると讃岐平野が見渡せます。

眺めが良く結構上がってきたと感じますが、まだ初めの門に着いたところです。

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桜馬場と呼ばれる石畳の道。

道の両側にはたくさんの石燈籠と桜の木があり、春は美しい桜の道となります。

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桜馬場を抜けまた少し石段を上ると左手に広場があり、その奥に御厩では神馬が飼養されています。

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桜馬場西詰銅鳥居。

こちらも急な石段が続きます。

500段の広場に資生堂パーラー!?

社務所門を左折し、道なりに進むと石畳の広場につきます。

石段500段目付近の広場の地下には西日本で唯一の資生堂パーラーのレストランがあります。

こんなところに資生堂パーラー!?意外すぎて驚きました。

parlour.shiseido.co.jp

通常のカフェや食事利用のほか、金比羅宮での神前結婚式の披露宴も行えるそうです。

なるほど、こちらにあるのも納得です。

595段~

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資生堂パーラーのある広場からさらに石段を上り進めると祓戸社と火雷社のある広場にでます。

訪れたのは11月初旬でしたのでまだ紅葉には早かったのですが、この辺りの日当たりの良い木々は黄色やオレンジ色に変わり青空に映えていて綺麗でした。

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さらに進むとみえてきた立派な社殿。

ついに御本宮、と思いますが…こちらではありません。

こちらは旭社で御本宮参拝後の帰路にお参りする場所になります。

旭社の御祭神は、天御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、伊邪那岐神、伊邪那美神、天照大御 、天津神、国津神、八百万神。

たくさんの神様がおまつりされています。

旭社から御本宮までは帰路と分かれていて一方通行となります。

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652段から785段は御前四段坂と呼ばれる4段に分かれた急な石段です。

この先がやっと御本宮になります。

御本宮

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やっと到着した御本宮。まずはこちらでお参りします。

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本宮の右手後方は展望台になっています。

少し霞ががっていますが金比羅平野と空の青いグラデーションが素晴らしい景色。

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このエリアには神楽殿や神札授与所、社務所など様々な建物が並んでいます。

こちらは大物主神の后にあたる、高皇産霊神の御女、三穂津姫神が祭られている三穂津姫社です。

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三穂津姫社の前の石段は下向道です。帰路はこちらを通ります。

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御本宮の右隣にある神饌殿。

奥社へはこちらの右奥の道をさらに進んでいきます。

奥社

785段~

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鳥居をくぐり朱色の橋を渡り進んでいきます。

週末でしたのでこんぴらさんは参拝客で賑わっていましたが、団体ツアーなどは御本宮までの参拝のようで、奥社に向かう道は雰囲気が一変し静けさが漂っていました。

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832段にある常盤神社。

森の中にひっそりと佇んでいて趣があります。

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花崗石神明造の石鳥居。

ポスターのキャッチフレーズ『奥社はパワースポット』に説得力を感じる眺めです。

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923段には森の緑に朱色の柱が目を引く白峰神社 。

この付近には紅葉の木が多く、紅葉谷と呼ばれます。

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974段にある菅原神社。

御祭神は学問の神として親しまれる菅原道真です。

こちらもひっそりと静まり返っていて厳かな雰囲気です。

ここまででもまだ1000段には届きません。

奥社は1368段目、まだまだ続きます。

1088段~

この辺りからは平坦な道が続きます。

森の中のハイキングで気持ちが良いです。

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その清清しいハイキング気分もここまで。

またもや見えてきた急な石段で一気に修行モードとなります。

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1261段の手水舎とつづら折りの道。

坂を上っているとき正面に建物が見えてくると「やっと着いた!」と思うのですが、少し進むとこのつづら折りに続く道がみえ気分が少し萎える、というトラップがいくつかあります。

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目指す奥社はここからあと約100段です。

さすがに息があがってきましたが、ここまで来たからには最後まで目指します。

奥社

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ついに1368段を上りきり到着した奥社。

奥社は通称で、正式名称は「厳魂神社(いづたま神社)」です。

金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祭られています。

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社殿に向かって左手の断崖の上方にて天狗と烏天狗の彫物があります。

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スマートフォンで撮影した上の写真を拡大したので画質が荒く少々見づらいですが、なぜここの場所に?と思う不思議な彫物です。

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奥社右手からの眺望。

こちらは海抜421メートルで御本宮の展望台よりさらに遠くの景色まで見渡せます。

1368段もの石段を上ってきた甲斐がありました。

しばらく美しい景色と達成感に浸っていましたが、ここは往復の折り返し点。

また来た道を戻ります。

参拝の所要時間

今回、1段目から奥社の1368段まで往路は1時間強、復路は1時間弱で往復ちょうど2時間かかりました。

このあとにうどん店に行く予定があったのでお土産屋さんなどには寄らず、往路も復路も周りの方に比べると結構早めに歩いたほうだと思います。

社殿をゆっくりみたり、お土産店やお茶屋さんに寄りたい場合は往復で3時間はみておいたほうがよいと思います。

さいごに

一生に一度はお参りしたいこんぴらさん。

想像以上に良い運動となる道のりでしたが、御本宮の展望台や奥社からの眺めは絶景で香川旅行の思い出となりました。

時間と体力に余裕のある方は、ぜひ御本宮の先にある奥社まで足を伸ばしてお参りしてみください。