ヒカルホタル

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【大阪観光】大阪市内のレトロ建築巡り

大阪観光としてまず思い浮かぶのは、道頓堀や通天閣などがあるミナミの街、大阪城やアベノハルカスなどでしょうか。

どちらかといえば賑やかで派手なイメージが強い気がしますが、今回は「レトロ建築」というちょっと異なる視点で大阪を楽しめる観光スポットを紹介したいと思います。

大大阪時代を彩った近代建築

大正14年(1925年)に大阪市は人口が200万人を超え、東京市を抜いて日本第一の都市となりました。その後昭和初期までは「大大阪時代」と呼ばれます。

中之島エリアには大大阪時代を彩った近代建築がいくつも残されています。

今回はその一部を徒歩でまわってみました。

大阪市 中之島周辺のレトロ建築

日本銀行大阪支店

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明治36年(1903年)に造られたこのエリアの近代建築では最も古い建物です。

建物の前に立つと、後ろに写る高層ビルや御堂筋を行き交う多くの車とは対照的で時が止まったような不思議な感覚がしました。

大阪府立中之島図書館

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大阪府立中ノ島図書館は明治33年(1900年)着工、明治37年(1904年)に竣工された現役の図書館です。

見学はもちろん、一般の方も開館時間内は図書室で本を読むことができます。

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4本の柱が迫力のある入り口

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中に入ると木の曲線が美しくかつ迫力のある階段があります。

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天井のレトロなステンドグラスも素敵

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美術館のようにもみえます。

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デザイン性のある窓と絵画や革張りの椅子など重厚感のある部屋

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廊下の配色や雰囲気もレトロ感たっぷり

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廊下の奥にはお洒落なカフェがあります。

お散歩の休憩にもぴったりですね。

大阪市中央公会堂

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東京駅駅舎や日本銀行本店を手がけた辰野金吾らによる設計で、大正2年(1913年)に着工、大正7年(1918年)に竣工しました。

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大集会所は東側の正面玄関から入ります。

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柱や窓のアーチ、柔らかな灯りがどこか懐かしい雰囲気です。

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大集会所はイベント開催時に参加者は入室できますが、普段は入室できないためガラス越しに一部だけ拝見。

とても美しい部屋なので、機会があれば間近に見てみたいですね。

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大集会室以外は川に面した入口から入ります。

訪れた時間帯には中集会室で結婚披露宴が行われていたようです。

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大正7年(1918年)に設置されたエレベーターの電動装置が移設展示されています。

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大集会室で使用されていた椅子が廊下に移設されています。

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展示室では中央公会堂や大阪の建築の歴史について学ぶことができます。

北浜レトロビルヂング

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明治45年(1912年)に造られたその名も「北浜レトロビルヂング」

通りに沿って高いビルが立ち並ぶ中に2階建て建物がちょこんと佇んでいます。

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建物は素敵なカフェになっています。

とても人気のようで、2階の階段から入り口にかけて人がずらっと並んでいるのが見え、この日は入るのを断念しました。

また別の機会に訪れてみたいと思います。

大阪証券取引所ビル

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昭和10年(1935年)に建てられた大阪証券取引所ビルですが、現在は外観の一部を残して立替られています。

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楕円形のエントランスにはステンドグラスとレトロな形のライトがあります。

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しかし、その先からは完全に今時のビルとなっています。雰囲気のギャップが大きい、ちょっと不思議な建物でした。

新井ビル

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大阪証券取引所ビルのそばにある新井ビルは、報徳銀行大阪支店として大正11年(1922年)建てられました。

現在は大阪土産「ええもんちぃ」などで知られる菓子店「五感」の北浜本館店があり、2階のサロンではレトロな雰囲気の中でスウィーツをいただくことができます。

高麗橋野村ビルディング

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昭和2年(1927年)に造られた比較的大きなビルです。

現在、1階にはサンマルクカフェや和菓子の源吉兆庵などがテナントとして入っています。

青山ビル

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大正10年(1921年)に建てられた国登録有形文化財の青山ビル。

壁一面を蔦で覆われており、ひときわ異彩を放っています。

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蔦の壁に映えるレトロでかわいいステンドグラスの窓

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まるでヨーロッパの建物のようですが入り口には縦書きの住所とビル名があり、和と洋が入り混じった独特の雰囲気です。

現在は飲食店や建築事務所、アトリエなど複数のテナントが入っています。

館内の見学や写真撮影は事前の予約が必要とのことです。

伏見ビル

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青山ビルの西隣にある伏見ビルは、大正12年(1923年)に造られました。

こちらも国の登録有形文化財となっており、現在はアトリエなど複数のテナントが入居しています。

オペラ・ドメーヌ高麗橋

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辰野金吾設計のオペラ・ドメーヌ高麗橋は、北浜レトロビルヂングと同じ明治45年(1912年)に建てられました。

現在は結婚式場として利用されています。

日本基督教団浪花教会

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オペラ・ドメーヌ高麗橋と隣接して建つ教会は昭和5年(1930年)に造られました。

大きなステンドグラスがあり、2階の礼拝堂はこのステンドグラスから差し込む日差しにより美しい空間となっているそうです。

今回は外観のみでしたので、機会があれば礼拝堂も訪れてみたいと思います。

散策後はレトロ建築を望むカフェでひと休み

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川沿いを中心にいくつものお洒落なカフェがあります。

大阪市中央公会堂を眺めながらコーヒーをいただけるこちらのお店に立ち寄りました。

www.hikaruhotaru.com

さいごに

今回は11の建物をまわりましたが、周辺にはほかにもまだまだたくさんの素敵な近代建築があります。

道頓堀のど派手な看板も大阪らしい景色ですが、ひっそりと佇むレトロな近代建築もまた魅力ある大阪の景色だと思います。

ゆっくりのんびり、レトロ建築めぐりで大阪の歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

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